「すべてがあるがままでよい
たとえ、それがどんなに理不尽に見えたとしても」
この命題を本当に導入してしまうと、もはや体系を作ることができなくなってしまう。
体系というものは、思考の一葉、感情の一葉が積み重なっていって、出来上がるものだ。
積み上がっていくためには、枝・幹といったバックグラウンドがなければならない。
「何かしらのかくあるべしを抱き」
「何かの利得を追い求めて」
「それが楽しみの発生源なので」
そういった地盤がないので、思考の葉が積み上がらず、どんどん通り過ぎては、抜け落ちていく。
さながら根無し草のようである。
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